最後の看取りの時まで − 自分の口から食べられるように −


H230819はーと講演会

講演会データ

日 時 : 平成23年8月19日(金) 午後7時〜午後9時
場 所 : 浦添市社会福祉協議会会議室
対 象 : はーとデイサービスの皆様(保健師、看護師、介護スタッフ等)
内 容 : 
1.かむことの大切さ
2.かむことと全身の健康について
3.咀嚼、摂食、嚥下の機能と仕組み
4.口腔ケアの目的
5.口腔ケアの実際
 (1)歯と口の清掃
 (2)咀嚼、摂食、嚥下のリハビリテーション
6.訪問歯科診療について
7.最後の看取りの時まで自分の口から食べられるように

窒息 − 摂食・咀嚼・嚥下の問題も含めて −

H221216沖縄コロニー

講演会データ

日 時 : 平成22年12月16日(木) 午後3時〜午後5時
場 所 : 浦添市宮城 沖縄コロニー講堂
対 象 : 沖縄コロニーの入所者及びスタッフの皆様(保健師、看護師、介護スタッフ等)
内 容 : 
1.正しく食べる、かむ、のみ込むことについて
2.正しくのみ込めないとどうなるのか
3.咀嚼、摂食、嚥下の機能と仕組み
4.口腔ケアの目的
5.正しくのみ込めないと
 (1)窒息
 (2)誤嚥
6.窒息による死亡事故について
7.最後の看取りの時まで自分の口から食べられるように

沖縄口腔ケア研究会 市民公開講座



講演会データ

日 時 : 平成21年8月2日(日) 午後1時〜午後3時
場 所 : 沖縄県立美術館講堂
対 象 : 市民公開講座
内 容 : 健康長寿を考える口腔ケア −開業歯科医師の立場から−

 美味しく食べて、地域に根ざした食文化を楽しみ、周りの人々と楽しく話すことは、人生の喜びそのものであり、生き甲斐であり、命の源であります。歯と口が健康であれば、言い換えれば、歯と口の機能が健全であれば、そのことが、生きる力を支えることになると考えています。
 そして、最後まであきらめないで自分の口から食べることが、健康寿命の延伸に寄与し、全国一の健康長寿県沖縄の復活につながるのです。

平成20年度那覇商業高等学校学校保健委員会講話

H20那覇商業学校保健委員会

講演会データ

日 時 : 平成21年2月26日(木) 午後3時〜午後4時
場 所 : 沖縄県立那覇商業高校(那覇市松山)
対 象 : 那覇商業高校の学校医師、学校歯科医師、学校薬剤師、保健関係の教職員、PTA
内 容 : 生きる力を支える歯科医療

1.学校歯科保健の意義
2.生きるための歯と口の役割
3.生きる力を支えることこそが、歯科保健・歯科医療の役割
4.あきらめないで、最後まで自分の口から食べることを大切に
5.経鼻、経管栄養では、栄養が身につかない
6.自分の口から食べられる人は、健康です
7.歯と口の状態が悪いと、全身疾患を引き起こす
8.健康寿命の延伸を考える


第5回日本口腔ケア学会 シンポジウム

H201116口腔ケア学会

期 日 : 平成20年11月15日(土)・16日(日)
会 場 : 沖縄県総合福祉センター 沖縄県那覇市首里石嶺町4丁目373-1
大会長 : 砂川 元 琉球大学医学部 顎顔面口腔機能再建学分野高次機能医科学講座教授
副大会長: 高嶺 明彦 (社)沖縄県歯科医師会会長
      大嶺千枝子 (社)沖縄県看護協会会長


シンポジウム 此11月16日日 13:00〜14:30 モデレーター:安井利一(明海大学学長)
健康長寿世界一の復活を目指して −歯科訪問診療から見えてきたもの−
          睥罅〔隻А 兵辧鵬縄県歯科医師会 会長

□抄録□
 沖縄県は、日本一の長寿県と言われて久しい。また、平成7 年8 月には、「沖縄県長寿 の検証と世界長寿地域宣言」を行った。しかし、実はその時点で既に、沖縄県の寝たき り老人率も認知症老人率も全国の平均値を上回っていた。
 国内の長寿県といえば沖縄や長野県などがあげられるが、とくに沖縄は「長寿の島」 といわれ、平成12 年の調査では、女性の1 位は揺るがなかったが、男性は4 位から26 位 に転落した。最近25 位にまでは順位を上げたが、これを沖縄では「26 ショック」として 受け止めた。これは、寿命が縮んだわけでないが、伸びが最低にとどまったためだ。
 もうひとつ、ここで考えなければならないのは、WHO が定義している健康寿命の問題 である。日本人の平均寿命と健康寿命の差は約6.4 年。この年数を短くすることで、より 充実した人生を送れることになる。
 最近またひとつ、沖縄にとってショッキングな研究が公表された。県内の65 歳以上の 高齢者の平均余命に占める、健康な生活を送れるとされる期間( 健康余命) の割合が、男 女とも全国最下位であることが国際医療福祉大学在宅地域ケア研究センターの医学博士・ 栗盛須雅子講師の研究で分かった。男女別では、男性に比べ女性の方が障害を負って生き る期間が長かった。したがって、今後は、女性の平均余命の順位も急速に低下することが 危惧されている。
 長寿県が危うくなった要因としては、生活習慣病の増加や重症化、若年化による死亡や、 沖縄県に特徴的な自殺などの影響が挙げられる。沖縄の長寿を支えてきたのは、伝統の食 習慣とされる。それが徐々に崩れ、食生活の乱れが進む。そして、食が乱れると、生活が 乱れる、生活が乱れると生活習慣病が増加する。さらに、文化や文明が乱れ、社会が乱れ てくる。そんな現状を打破するためには、食生活や「歯と口の健康」の大切さをあらた めて認識しなければならない。
 また、沖縄県では、3 歳児の齲蝕有病者率が5 年連続全国最下位であり、どの年代でも 齲蝕有病者率は、全国平均にはるかに及ばない状況で、12 歳児のDMFT も全国平均の約 2 倍という悪い結果が出ている。また、8020 の達成者率も、平成15 年の調査では、平成 10 年よりも悪化しており、10.9%という低率になっている。これは、全国平均の約1/2 で しかないのである。すなわち、食の乱れと、その食を支える口腔内環境の悪化が、認知症 患者の増加や介護度の高い人や、寝たきりの多い現状を生み出していると考えられる。
 米山ら(2001 年) によると、適切な口腔ケアを行うことによって、何らかの障害のある 高齢者の死亡原因の第1 位である「誤嚥性肺炎」の発生率を約50 パーセントも減少させ る効果がある。また、同様に口腔ケアを行うことによって、低栄養を防止し、QOL を高 めることができる。すなわち、口腔ケアは、その人の寿命を延伸するだけでなく、超高齢 社会において最も重要な健康寿命をも延伸することができる。
 私は本年4 月から、患者さんの求めに応じて積極的に歯科訪問診療を行った。その結果、 延べ200 件余の歯科訪問診療を経験することができたので、その結果を分析して報告する と共に、「超高齢社会における口腔ケア」「健康長寿を支える口腔ケア」の役割について 検証してみたい。
 さらに、今後の私たち歯科医師及び歯科医師会の果たすべき役割についても考察してみ たい。

那覇市保育士研修会

H180727那覇市保育市研修会

日 時 : 平成18年7月27日
場 所 : 那覇市総合福祉センター
講演会 : 那覇市保育士研修会

那覇市保育士研修会講演抄録
       すべての子供たちが生涯にわたって健やかな生活を楽しむために
                            (社)沖縄県歯科医師会
                              会長 高嶺 明彦

 2004年度の県内の3歳児の虫歯有病率は、48.6%と全国平均29.84%を上回り、4年連続で全国最下位だったことが、本年5月25日付けの各地元紙で報道された。
 県健康増進課が発表した「県歯科保健計画中間評価」によると、3歳児1人平均のむし歯の数も、04年度は県内2.2本と全国の1.24より多い。また、高齢者で健康な歯を持つ人の割合も減少した。同課によると、1歳6カ月児のむし歯有病者率も04年度は県内6%と、全国平均3.21%を大きく上回った。小学生から高校生までの有病率も、各学年とも全国平均に比べて高く、特に中学校では男女とも20ポイント以上高い。一方で、むし歯の処置完了者率は各学年男女とも全国平均より16-21ポイント低かった。
 成人・高齢者では、「60歳で24本」「80歳で20本」の健康な歯を持つ「6024」「8020」達成者の割合も全国平均より低い。特に県内の8020達成者の割合は、1998年度の14%から2003年度は10.9%と低下していた。  県歯科保健計画では、52の指標を設定しているが、中間評価では、「8020」達成者やむし歯処置完了者率などは、悪化している。同課は今後、フッ化応用物の普及定着や歯周疾患に関する知識の普及啓発などを重点対策として取り組むとしている。
 このような悲惨な現状では、子供たちが、生涯にわたって健やかな生活を楽しむことは期待できない。早急に、有効な対応策を講じなければ、むし歯が原因で、沖縄の子供たちの将来に、暗い影を落とすことになる。
 それでは、いかにして、むし歯を予防するのか、ここで言う「予防」は、1次予防を意味する。すなわち、むし歯の早期発見早期治療ではなく、今、むし歯をつくらない対策が求められている。しかも前述したように本県の事態は極めて深刻であり、1日も早い対策が必要である。
 そのためには、現時点において、最も効果的で安全、安価であり、公衆衛生的な、むし歯の予防の方法である「フッ素洗口」を普及させる以外に方法はない。 そこで、むし歯予防の先進県や、以前は、むし歯の多かった県が劇的に事態を改善した例を示しながら、以下のことについてお話をし、一緒に考えてみたいと考えている。

1.なぜ「歯」を残すことが大切なのか
2.歯と口の健康と、全身の健康との関係
3.むし歯予防の「ウソとホント」
4.フッ素で守ろう沖縄の子供たちの歯
5.高齢者にとって、歯が有るのと無いのとでは何が違うのか

楽してむし歯を予防するには?

H170609まつやま保育園

講演会データ

日 時 : 平成17年6月9日(木) 午後6時〜午後8時
場 所 : 那覇市松山 松山保育所
対 象 : 園児のご父兄及び保母さん、看護師さん
内 容 : 
1.大切なのは、子どもたちの歯ではなく、健康なのです
2.なぜ、歯を残さなければ行けないの?
3.かむことと、全身の健康について
4.沖縄県の子どもたちのむし歯の現状
5.日本のむし歯予防の大うそ
6.フッ素を利用したむし歯予防は、安全で安価、最も有効な方法です。
7.フッ素の安全性は、世界中で実証されています。
8.すべての人が、健康で豊かな生活を楽しむために

第12回日本健康教育学会 − いのち育む健康教育の実践 −

H150627健康教育学会

第12回日本健康教育学会 − いのち育む健康教育の実践  −
2003年6月27日(金)〜28日(土)  大会長 崎原盛造(沖縄国際大学)
/パシフィックホテル沖縄(沖縄)


       沖縄の学校歯科保健とヘルスプロモーション(抄録)

                                沖縄県歯科医師会会員
                                     睥罅〔隻

 8020運動が提唱されて十数年が経過いたしましたが、平成11年の厚生労働省歯科疾患実態調査によりますと、80歳の人の残存歯数は、平均8.21本と推定されています。残念ながら、いまだに、80歳で20本の歯を残すという目標には遠く及ばないのが現状です。また、同じ調査による、齲蝕(むし歯)有病者率は、乳歯(1〜15歳未満)の総数では45.20%、永久歯(5歳以上)の総数では85.86%、乳歯+永久歯(5〜15歳未満)の総数では78.34%となっており、今回の調査では、永久歯において、前回、平成5年の調査よりも高い齲蝕有病者率を示しています。
 このような現状を考えますと、我が国における、齲蝕は、決して減少しているとは言えません。歯科医療を担い、地域歯科保健に貢献する責務がある歯科医師の一人として憂慮に耐えません。
 これまでの歯科医療は、「むし歯の洪水」の中で、「水をくみ出すことだけに専念し、元栓を閉めることに懸命ではなかった」と思います。私自身を含めて、歯科医師として反省すべき点も実に多いのです。
長寿県沖縄だからこそ、高齢になっても、自分の歯をできるだけ残し、健康で豊かな人生を送ることを、もっと積極的に健康教育の中に取り入れていかなければなりません。
 しかしながら、極めて残念なことに、沖縄県の学校歯科保健の現状は、全国に比べて、齲蝕罹患率が高く、未処置歯のある者の割合が非常に高くなっています。さらに、12歳前後を境に、その後高校生にかけて、齲蝕罹患率及び未処置歯のある者の割合が増加傾向にあることも考慮しなければなりません。
 歯科疾患は、罹患率が高い割には、フッ化物の応用をはじめとする予防による抑制効果が非常に高い疾患であります。しかも目に見える臓器であり、健康教育としても取り組みやすいはずですが、その成果があまり上がっていないところに問題があると思います。
 そこには、従来の「歯の健康教育」が、歯を残すことを目的として行われてきたところに最大の原因があると考えています。歯を残すことは、あくまでも手段であり、私たちが目指すものは、すべての人が生涯を通じて、自分の歯で食生活を楽しみ、健康で生きがいのある人生を送ることこそが目的なのです。
 そういった視点から、健康教育を考えてみたいと思います。

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