抜歯原因の第1位は、歯周病!

抜歯のの原因
 これまでは、歯を抜かなければならない原因の第1位は、むし歯でした。ところが最近では、むし歯が減ってきた代わりに、歯周病が急激に増加し、歯周病が抜歯原因の第1位となりました。すなわち、歯を失う最大の原因は、歯周病というわけです。
 最近の科学的な研究から、その最後の看取りの時まで、自分の歯で噛んで、口から食べることこそが、元気の源であり、生き甲斐と尊厳を支えることが分かってきました。そのためにも、自分の歯を失わないことが重要であり、歯周病の予防と治療が、いかに大切であるかということが分かります

ほとんどすべての成人は、歯周病

年齢別歯周病罹患者数
 

 上の図は、平成17年度の歯科疾患実態調査によるグラフです。これによると、歯周病にはすでに15〜24歳で20%の人がかかっています。歯周病はその後の年齢でも増えつづけ、中高年の50%以上は歯周病にかかっています。65歳以降になると歯周病にかかっている人は減りますが、それは歯周病によって既に歯を失ってしまった人が増えるからなのです。歯周病はまさに国民病ともいえる疾患なのです。
 糖尿病の患者数は、約700万人と急速に増えていると、問題になっています。しかしながら、30歳以上の人の80%がかかっていると言われる歯周病は、その患者数が、推計で約5,000万人と言われています。そのうち重症の歯周病患者は約700万人もいるのです。
 もはや、「ほとんどすべての成人は、歯周病」と言っても過言ではありません。
 ところが、こんなに蔓延している病気なのに、歯周病になってしまった人に「あなたはいつ歯周病になったと思いますか?」と聞いてもはっきり答えられる人はほとんどいません。みんな気付かないうちに歯周病にかかっているのです。このように、大した症状もなく病気が進行し、ついには、歯が抜けてしまうというのが、歯周病の恐ろしいところなのです。


遺すべきもの

地位や名誉は死ねばなくなる。

財産も残したところで争いの種をまくだけですが、

「ありがとう」のひと言は、残される者の心をも救う、

何よりの遺産です。

                      日野原重明


日野原重明
(1911-。医師、聖路加国際病院理事長。山口県山口市に生まれ、神戸で育つ。1937年京都帝国大学卒業、1941年聖路加国際病院の内科医となり、内科医長、院長を歴任する。100歳を目前にしてなお、スケジュールは2、3年先まで一杯という多忙な日々を送る。勲二等瑞宝章、文化功労者、文化勲章、東京都文化賞、日本医師会最高優功賞など数々の賞を受賞。)


政 治 家

 政治家にとって、

すぐに失望させられる根拠のない期待を

国民に向かって主張するほど

最悪の間違いはない。

         ウィンストン・チャーチル

放置すると重症化する歯周病


perio006

 歯周病は、歯周(歯肉)ポケットから始まります。

 歯肉溝にプラークがたまり、歯肉が炎症で腫れて、歯周ポケットになりました。

 まだ歯根膜や歯槽骨は破壊されてません。


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 歯肉の腫れが大きくなり、歯周病菌が歯周組織に侵入し、歯槽骨や歯根膜も破壊され始めました。

 ポケットが内部に向かって深くなっていきます。

 プラークや歯石が歯周ポケットにたまっています。


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 炎症がさらに拡大して歯槽骨も歯の根の長さの半分近くまで破壊され、歯がぐらつき始めました。歯周ポケットもさらに深くなっています。


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 歯槽骨が半分以上破壊され、歯はぐらぐらです。

 ついには、歯が抜けてしまいます。

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 そして、次々と歯が抜けていきます。



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